2023年11月17日 。突然その時はやってきました。
いつものように朝食のために冷凍保存してある食パンを取り出そうと冷凍庫の引き出しを開けたら・・・
あれ?なんかおかしいぞ?
庫内に水滴がたくさんついているぞ?。
そして凍って硬いはずの食パンが柔らかいぞ・・・まさか!ほかの食材を触ってみたら、
ぜ〜んぶふにゃふにゃに!
と 、 溶 け て る ぅ 〜 !
最初は「うっかり扉を閉め忘れたかな?ビミョ〜な隙間が空いてて冷気が漏れていたかな?」と思ったのです。事実、過去何度かそういうのあったし。でもね、そういう時でも「ここまで完全に溶け切った事」はなかったんですよ。どうもこれは「冷凍できない庫内温度のまま半日以上経過した状態」のようだと。つまり壊れた。
購入後 19年目にして サンヨーホームフリーザー HF‐12RG
初の故障!そして動作不能!
とうとうこの日が来てしまったか。いつまでも動き続ける機械などない、永久機関は存在しないのです。とはいえ「なにも今日でなくてもいいじゃん!何でよりによって今日なの?」と思わずにおれません。が、それを繰り返し先送りにした挙句の今日なわけでしてな、もう受け入れるしかないのでした。
とりあえずまずセピア色の取扱説明書を取り出して「故障かな?と思った時は」の項目を一通り試してみます。異物が庫内の送風口を塞いでいないか、コンセントを抜き刺ししてみるとか・・・ダメですね。
では次に購入店もしくはメーカーサポートに問い合わせます・・・がしかし!
まず2005年にこれを購入したでっかいわぁの秋葉原の石丸電気は・・・もうありません。そしてこれを製造した三洋電機も・・・ありません。ではそのサンヨー製品のサポートを引き継いだパナソニックに電話してみたら「2023年9月をもって修理受付を終了いたしましたので無理です」って9月!9月ですか!あと2か月早く故障していればなんとか・・・ならなかったでしょうね。一般的な電気製品は製造打ち切りから8年が修理可能期間だそうですから。
というわけで 当家の台所を支えてくれたサンヨーの冷凍専用庫 享年19で大往生でございます。19年かぁ、よく頑張ってくれたなぁ。雨の日も風の日も2011年の大地震の日も。その間、一度も故障する事はなかったな、一度も。結局最初の故障が最後の故障になってしまった。
そして困ったぞ。19年にわたって私の生活はこれが在る事が大前提として固まってしまってる。これに入れた冷凍食材をオーブンや電子レンジで温めて食べるという形が私の19年だったわけでして、なにより
猫も杓子も値上げ値上げ、生活直撃の物価高の2023年の今こそ、まとめ買いの心強い味方としてこの冷凍庫には頑張ってもらわなきゃいけなかったというのに!
ともあれ今はこのふにゃふにゃに溶けてしまった大量の食材をどうにかしなきゃ。
【関連する記事】