http://www.kcf.or.jp/morishita/index.html東京の江東区、都営大江戸線の森下駅と清澄白河駅の中間あたりに
江東区森下文化センターという施設があります。
ここは別名
「のらくろ記念館」とも呼ばれ
あの名作「のらくろ」を執筆された
田河水泡先生の生原稿や再現された書斎の展示などが行われている博物館でもあるのですが、
この度こちらで開催された「第9回 のらくろ漫画賞」において主題「のびる」の一般部門に
私の1コママンガ「身体測定」が佳作として選出されました!ありがとうございます。
1月17日まで展示されているそうなので、お近くの方はぜひ足を運んでいただければと思います。
その一コマ漫画についてですが…
私、山桃浩司は
身長164.5pであります。
あと0.5センチあれば165pなのですが、
164.5pです。
高校生くらいにここまで伸び、以後今日に至るまで
164.5pです。
身体測定の度にあと0.5センチ伸びてくれる事を祈りつつ
保健の先生がちょっぴりオマケしてくれることを期待するのですが、
先生はいつも事務的にクールに容赦なく「
164.5p!」と記帳してくれやがるのでした。
このように、
育ち盛りの終盤に差し掛かった男の子にとって
「自分の身長はどこまで伸びるのか? オレの成長期は終わってしまったのか?」というのは
ある意味成績より恋愛より友達関係よりセツジツな大問題だったりします。
急に
バスケとか
バレーとか”背が伸びそうなスポーツ”を始めて3日でやめるとか
背!>骨!>カルシウム!といった短絡思考で
牛乳だの小魚だのを貪り食ってみるとか
・・・ああ、いろいろやったことだよなあ。
・・・といったそこいら辺の思い出を、
今や東京の顔となったあの二人を使って表現してみました。
「身体測定」は江東区森下文化センター1階展示ホールにて
2014年1月4日より17日まで展示されております。
入場無料です。よろしくお願いします。