2013年12月05日
電子書籍はじめました。
山桃浩司です。ご無沙汰しております。
突然ですが電子書籍はじめました。
冷やし中華じゃありません。電子書籍です。
プラットフォームはネット通販のamazonが提供するkindleサービスで、
ios環境(iphone、ipad等)、android環境(各種スマートフォン、タブレット等)の端末でごらんいただけます。
kindleアプリをインストールした上でコンテンツを購入、閲覧という形になります。
で、マンガの方ですが「rc/lynx」(あーるしー・りんくす)というタイトルで、
専用に描き下ろした64Pの新作です。
詳しくは後日改めて記事にしますが、くあまりんとは違い、
少年を主人公に据えたアクションヒーローものとなっております。
価格は登録時(2013/12/02)の段階で306円となります。
この規模のページの読みきりマンガとしてはちょっと高いかなと我ながら思ったのですが、
amazonのガイダンスに沿って作っていくと、どうもこれが最低設定価格(2.99ドル)みたいなのです。
でもまあ300円といえば、かけそばとか牛丼一杯分?ぐらいですから
そんなに高いというわけでもないかな〜と。あとは
100円ショップで何か3つ買えるとか、
ゲームセンターで3回遊べるとか、
コンビニの中華まん3個分とか、
itunesで150円の曲が2曲分とか、
パズドラの魔法石3個分、
カップラーメンなら2個、
ガソリン2リットルは無理か
あれ?・・・け、結構ありますね、使い道。
えーともあれ、それらに対抗しうる価値を提供できたと自負しておりますので、
スマートフォンやタブレットをお持ちの方ににはぜひともお買い上げをご検討いただければと思います。
くあまりんを始め、WEBマンガを始めて以来、¥0のマンガばかりを描いてきました。
ですが、数ヵ月後に迫った消費税増税を間近に控え
「もうそんなことをやっている場合ではない」と肌身に感じるようになりました。
その意味でこの有料配信への進出は、山桃浩司の今後を占う重要な始めの一歩になると思っています。
というわけで、電子書籍、はじめました。
何卒よろしくお願いいたします。
山桃浩司
2013年06月23日
BANK OF THE UNIVERSE(邦題・大宇宙銀行)MANGA REBORNにて好評公開中です!

今年の春、の主催する漫画賞「かわいい漫画には旅をさせま大賞」において
拙作「大宇宙銀行」が佳作を受賞させていただいた事をお知らせしました。
http://yamamomokukan.seesaa.net/article/343855103.html?1371924273
この漫画賞は副賞として「作品の英訳化」が与えられることになっているのですが、
このたび大宇宙銀行の英訳化作業が完了し、
「BANK OF THE UNIVERSE」として
公開されましたので、改めてご案内します。
URLはこちら
http://en.mangareborn.jp/creation_series/1139
日本語版はこちら。
http://ja.mangareborn.jp/creation_series/1139
こうして見比べてみると、自分の考えたセリフが、
英語ではこういう言い回しになるのか〜とか、
でも縦に細長いフキダシのなんと収まりの悪いこと!
やはりグローバル化を考えるならフキダシの形は、
せりふの縦書き横書きどちらにも対応できるように楕円ではなく正円を意識して、
コマ構図もそれを考慮していくべきなのか〜とか、
いろいろ考えさせられましたね。
今回の英訳化にあたり、翻訳担当の danluffey 氏と
写植担当の Amyused 氏には
大変お世話になりました。
この場を借りて深く御礼申し上げます。
現在、この記事を書いている時点で,
「BANK OF THE UNIVERSE」の
閲覧数は1200を越えています。
それだけ英語圏の読者に読まれているということになるのでしょうか。
・・・想像以上の手応えを感じています!
これからもがんばります。
Koji Yamamomo
ラベル:MANGA REBORN 大宇宙銀行
2013年05月29日
OPPRESS 2013 児童ポルノ禁止法改定案
今国会でこのような審議がなされているそうです。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1305/29/news094.html
この件に関して、私は以前、このような記事と与太マンガを描きました。
http://yamamomokukan.seesaa.net/article/172836615.html#more
もちろん今でもこの意志に変わりはありません。
付け加えるとするなら、
創作の世界は「管理された畑」ではなく「野原」であるべきです。
そこにはいろんな草木が生えてくる。誰もが褒め称えるきれいな花がある一方で
へんてこりんな木があったり、あるいは悪臭を放つ毒草さえもある「野原」であるべきだと。
100人中99人が眉をひそめるような作品でも、
最後の1人を感動させられるようなら、いやそれどころか、
たとえ100人全員が否定するような醜悪なモノでも、
それは未来への可能性に繋がる価値ある作品であり、
壁画や浮世絵同様、人類が生み出した文化として
等しく尊重されるべきなのではないでしょうか。
沈黙は容認と同義なので、はっきり申し上げておきますが
私、山桃浩司は児童ポルノ禁止法改定案に、反対します。
3年前「こんな未来が来るわけない」と文を結びました。
でも今「こんな未来が来るかもしれない」と強い危機感を抱いています。
ラベル:表現の自由